特定非営利活動法人(NPO法人)
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2つの理念と7つの要素

「サステイナブル・コミュニティ」の概要

「サステイナブル・コミュニティ」(川村健一、小門裕幸共著 学芸出版社)に「サステイナブル・コミュニティ」の二つの理念と,七つの要素の概要が示されています。

【二つの理念】
1.強いコミュニティーの創造:人と人とのつながり,誇れる町づくりをして町に愛着を持たせ,民主主義の原点であるフレンドシップの確立を図る。
2.コミュニティーの「サステイナビリティー」の追求:現代文明に対する反省,経済効率に偏った都市づくりに対する反省にたって,半永久的に長持ちする町をつくる。

【七つの要素】
1.アイデンティティー:
  そこに住んでいることが誇りになるようなコミュニティーか。
  象徴的な建物や広場,ランドマークなどがあるか。
  歴史や伝統を大切にしているか
  住民参加が促進されているか,住民の意識は高いか
  住民同志の強い結びつきがあるか

2.自然との共生:
  緑にあふれたコミュニティーか
  自然との調和・共生を指向したコミュニティーか
  コミュニティー内での食物の生産が行われているか
  コミュニティーの境界として自然を考えているか

3.自動車の利用削減のための交通計画:
  自動車の使用を抑制する仕組みがとられているか
  より大きなネットワークとの調和がとられているか
  歩ける程度の大きさのコミュニティーか
  歩道,自転車道などが積極的に整備されているか
  道路の配置はクルドサックかグリッドシステムか。それらの特徴を良く理解して利用しているか

4.ミックストユース:
  生活する上でのさまざまな活動拠点を持っているか
  自己完結型コミュニティーを指向しているか
  一つの建物のなかに商住混在しているか
  商業施設や工業施設がコミュニティーと共存しているか
  集約されたコンパクトなコミュニティーか
  犯罪防止の効果も上がっているか

5.オープンスペース:
  中心となるような,誰もが利用するような公的な広場があるか
  住民にとって魅力のあるオープンスペースがあるか
  コミュニティー内外に自然保護のためのオープンスペースがあるか
  コミュニティーの境界をなす緑地帯等のオープンスペースがあるか

6.画一的でなく,いろいろな意味で工夫された個性的なハウジング:
  画一的でない個性的な家をつくる努力がなされているか
  地域に根ざした技術や工夫をこらしているか
  エネルギー効率を考えているか
  さまざまな人が住めるような多様な住宅のタイプが準備されているか
  町づくりに関して基本的なコードがあるか

7.省エネ・省資源:
  自然排水溝,水のリサイクル等,水の効果的利用を追求しているか
  省エネのための工夫コミュニティーになされているか
  太陽エネルギー等,ソフトエネルギーが積極的に利用されているか
  廃棄物などのリサイクルがなされているか
  エネルギー効率の観点から各建造物に工夫が見られるか


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